カーポートを建てる際は敷地ギリギリに設置したいところですが、実は条件が定められています。今回はカーポートと敷地・住宅の距離についてお話しします。
カーポートと敷地の距離
カーポートを敷地ギリギリに設置したいところではありますが、民法第234条では以下のように定められています。
建物を築造するには、境界線から50センチメートル以上の距離を保たなければならない。
Wikibooks”民法234条”より
しかし、この民法には緩和規定が設けられており、民法236条では以下の通り定められています。
前二条の規定と異なる慣習があるときは、その慣習に従う。
Wikibooks”民法236条”より
とらえ方によっては周辺住宅の景観に従って50cm建築物を離さなくてもいいととらえることもできます。
近隣トラブルを避けるために位置を事前確認することが大切
カーポートを設置する際はあらかじめ隣地境界線をしっかり意識したうえで、余裕を持った市であるかを確認することが大切です。
また、施工前にあらかじめお隣に工事内容の説明をしておくなど近隣のトラブルを未然に防ぐことが重要です。
カーポートと住宅の距離
隣地境界線も重要ですが、お住まいの距離も設置前にしっかりと打ち合わせが必要です。
住宅の窓の位置や高さにも注意しなければ、カーポートが日差しを遮って室内が暗くなってしまったり、圧迫感が出てしまうので注意が必要です。
住宅からの距離については、屋根からの落雪や地震で大きく揺れることを考えて家から10~15cm以上離すのが通常です。
お住まいによって敷地の状況などによって異なるので、当社では必ず現地調査を行い設置位置などを打ち合わせいたします。
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